山北町観光協会

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お知らせ2021/06/09

遭難SOSが増えています!

近年、登山に挑戦して遭難してしまった、滑落してしまった、
具合が悪くなってしまって下山ができないなど
救助事案が頻繁に発生しています。

その主な原因は登山者自身の準備不足からなるものです。

・体調は万全ですか?
これからの季節によくあるのは熱中症疑いです。
朝食をとらず、トイレなどを心配して水分を控えてしまうことで
急激に体調が悪化することがあります。
コロナ禍により不要不急の外出自粛が求められる中、体力が落ちていて
いつもなら登れるのに…とおっしゃる方も少なくありません。
先を急ぐばかりに無理なペースで歩いていませんか。
自分は大丈夫でも一緒に登っているメンバーは違うかも。
『そろそろ休憩挟みませんか?』

・登山計画はしっかりと
当日登るルートはどんなコースか把握できていますか?
所要時間を確認し、入山する時間、下山する時間を
しっかりと予定しましょう。
暗くなってからの行動は大変危険。早めに出て早めに帰る。
天候は大丈夫ですか?当日が大丈夫でも近日中に荒天で滑りやすく
なっているかもしれません。装備品ももう一度チェックしましょう。
登山届を提出することで万が一の時にも安心して行動できます。

・低山だから大丈夫は禁物
このコロナ禍で密を防げると人気が高まりつつある登山だけど
低山だから心配いらないっておもってませんか?
大野山(723m)や高松山(801m)、さらには河村城址公園(225m)も
救助事案が発生しています。
新緑の季節には緑が生い茂り、紅葉の季節には落ち葉で道が不明瞭なこともあります。
もしかしたらこの先に道があるかもしれない、そんな軽い気持ちで進まず
あれ?おかしいぞと思ったら、引き返しましょう。

 

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